疾病と治療について
MR試験内容の疾病と治療についてここでは例題を出しつつ見ていきたいと思います。まず1問目、カッコの中に入れる一番適切な言葉を答えよという問題。
mRNAの配列の中でカッコが細胞質に運ばれる。これを選ぶ。エクソン、イントロン、ヒストンの中から選んでください。答えは後ほど紹介します。
そして次の問題。統合失調症の治療に使わないのはどれか。プチロフェノン系、ドパミン前駆物質、フェノチアジン系。そして心筋梗塞に関して間違っているものを選ぶ。
5年生存率は10パーセント、胸部圧迫感を示す、発生後6時間で壊死が完成する。カッコの中に数字を入れる問題。カッコパーセントのCOPD患者は喫煙者であるという問題。
50パーセント、70パーセント、90パーセントから選ぶ問題です。こんな問題が出るわけですね。
ちなみに気になる答えですが、最初の問題はエクソンが答えです。イントロンは格の中で抜き取られますし、ヒストンは細胞の核でDNAと結合をして染色体を構成しています。
だから答えはエクソン。そして統合失調症の治療に使われないのはドパミン前駆物質です。薬学的作用はドパミン作用を抑える働きを持つフェノチアジン、プチロフェノン系が使われます。
レボドパ、これはパーキンソン病の治療に使われます。
心筋梗塞で間違ったものを選ぶ問題
これは5年生存率が10パーセントというもの。5年生存率は50パーセントです。入院時の死亡率は10パーセントから20パーセントとなっています。
すばやい診断でCCIに入院させてPCI、血栓溶解療法をしなければいけません。そしてCOPDの患者の何パーセントが喫煙者かという問題。
これは90パーセントです。喫煙はCOPDの最大の原因でもあるらしいです。
こんな問題がなかなか続くわけですが大変ですよね。しっかり勉強をしておかないとカンでできる試験ではないことがよくわかります。
普段耳にしないような言葉とかもがんがん出てきますので、これは相当勉強して知識を頭に入れておかないと大変かもなあ~。
僕にこれらの勉強ができるのだろうかといささか不安はありますが、MRの合格率はそれほど低くはないので勉強をしてがんばるしかないようですね。
勉強さえすれば逆に言えば合格できるはずなのですからしっかり勉強をしていきたいと思います。
MRの試験の中でも治療や疾病って、身近な感じがしていますが意外と難しいですね。知識が入っていればさほど難しいこともないのでしょうけれど知識なしでは受験できない試験です。